金沢 「南 繁正展」
金沢から帰って「ブログ」載せるべく作品の数々を写したのを見ましたが、どれも良く撮れて
なく、南先生にがっかりされるかも知れませんが私なりの感動を伝えたいと思います。
地元金沢で個展を開催するのは初めてだそうです。
「古九谷青手桜花散文平鉢」との出会いが作陶の原点になっているそうです。
自然の情景を素直に描写して、九谷伝統の上絵付に限ることなく、下絵付けや
釉上彩などを組み合わせた表現に独自の風をみせているそうです。
少しボケて写っていて読みづらいですが「陶 歴」が読めますでしょうか。
第48回石川の伝統工芸展でも出品していて賞に入っておりました。
真ん中にいらっしゃるのが南先生 大変失礼な言い方ですが、何処にでもいるおじさ
んという感じで、どうしてこんな素晴らしい色彩が出せるのかと、初めてお会いして
不思議な感じでしたが・・・
段々とお話している内に内面が見えてきました。とても素朴で純粋な方で会話して
みて何となく作品が出来てくるイメージが見えてきました。
このお皿は春を表しているもので四季を通して描いたそうです。
このサイズでなければ5枚のお皿が納まりません。
私はこの何ともいえない淡い色付けにとても惹かれまして、
金沢まで出向いても本物を拝見したく出かけて行きました。
つづく
by hamagutioyone | 2007-06-01 16:37 | デジカメ